2005年11月08日

Debian/GNU Linux Sarge で SATA

 今日は,新しく来たコンピュータにLinuxをインストールした.こんなに苦戦したのは久々だ.

 新しいパソコンはDELLから購入したもので,そこそこのスペックを持っているのだが,デバイス用のポートがデフォルトではUSBしか付いてない!シリアルポートやパラレルポートが無いのならまだしも,PS/2も付いてなかった.USBのキーボードって平気なの?マウスって平気なの?と不安に思いつつインストール開始.

 研究室のマシンの大半はDebian Woodyが入っているが,最新安定板のSargeにする.ディスクがSerial ATA(SATA)なので,ある意味仕方が無い選択肢だ.

第1関門: NICが見えない
 Intel PRO/100 VEといういかにもe100ドライバで見えそうなものだが,ちょっと古めのドライバでは見えないようだ.仕方なく古いカードを挿す.どちらにしろギガビット欲しいので何かしら挿すことになりそうだが.

第2関門: ディスクが見えない
 前評判では2.6系のカーネルならば問題なく認識するとのことだったが,今回のマシンが使っているコントローラがAHCIという新しい仕様に対応していたため,これを認識しなかった(少なくとも2.6.12以上だったら対応しているが,残念ながらSargeのインストーラのカーネルは2.6.8).
 結局BIOSの設定で古めのSATAの仕様にすることでインストールはできた.

第3関門: やはりAHCIで動かしたい
 本来,SATAはSCSIエミュレーションで動くはずで,つまりは/dev/sd?というデバイスファイルで認識するはずだ.しかし,今回のマシンはIntel製のチップセットで,デフォルトでIDEモードで動く.そのためデバイスは/dev/hdaという慣れ親しんだ形でアクセスできるが,DMAでの動作もせずどうも鈍く感じる.そこで,AHCIを使ったSCSIエミュレーションでの認識を試みた.これが大変だった.
 手順としては,普通にインストールした後,
  ・カーネルソースをダウンロード.
  ・無駄なモジュールを削除.必要なオブジェクトを組み込みで設定(これが大変)
   ここで言う必要なオブジェクトと言うのは,ahciやsd_modなど.
  ・再構築してインストール.
  ・再起動する前に /etc/fstab の hda を sda に変更しとく.
  ・/boot/grub/menu.lst の hda も sda に変更しとく.
  ・再起動をかけるが,BIOSでSATAコントローラの設定をAHCIに戻す
デバイスファイル名が変更になるだけでこれだけ大変.不便だのう.
結局丸々半日以上かかってしまった.

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